syghの新フラグメント置き場

プログラミングTipsやコード断片の保管場所です。お絵描きもときどき載せます。

OneDriveのソート順の改悪とバグ

以前のOneDriveでは、確かWindowsエクスプローラーと同様、名前は自然な順序でソートされていました(Natural Sort)。

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最近(?)の改悪で、以下のように辞書順にソートされてしまうようになりました。

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以前、一時的なプレビュー画像保存用にこの命名規則でフォルダー群を作っていました。
まあ差し当ってはtest01、test02、test03、……とすればいいんですが、test99の先を考えたら辞書順はやっぱりアカンでしょ。死ね辞書順。

しかも「並べ替え」→「更新日時」でソートするように設定しても、ブラウザでタブを閉じて再度開くと「更新日時」にチェックが入っているにもかかわらず名前順にソートされます。

(╬⓪益⓪) ハア?

これバグでしょ。使いづらい……バカなの?死ぬの?
ソート順序の互換性くらい維持しろよ。ていうかしょーもないバグは直せよ。まともにテストしてんのかと。ホント無能。あとOneDriveは定期的にくだらないデザイン変更しやがるんですが、マジ余計でしかない。

ちなみにWin32 APIには自然順で文字列を比較する関数StrCmpLogical()があるんですが、Windowsエクスプローラーで使われているのはたぶんコレです。

learn.microsoft.com

自民党には回復すべき信頼など最初からありません

衆議院補欠選挙投票率が過去最低だったそうですが、自民党が全敗(うち2区は候補を擁立せず不戦敗)しました。政治を私物化してきた国賊の犯罪者集団・自民党にようやくNOを突きつけた形になったと思いますが、もし万が一この状況で自民が勝ったら島根の民度が知れるというものでした。

茂木だけでなく、裏金問題で岸田もたびたび「失われた信頼を回復したい」だのなんだのぬかしてますが、こいつらとことん頭がおかしいですね。自民党のクソザコ連中は小学生でもできるような最低限の日本語の理解・読み書きすらできない無能です。自民党にはもともと回復すべき信頼などありません。そしてこういうクズどもが主導しているのがマイナ利権や消費税の増税です。

横浜のRX-78F00ガンダムに敬礼!

2024年3月31日をもって、横浜の山下埠頭に展開されていた「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」が営業を終了しました。

ガンダムのファンを名乗っていながら、自分は一度しか行けなかったんですが、富野監督やアトラクションの設計に携わった開発者のコメントパネルを現地で読むことができて、本当によかったと思います。
富野監督のコメントは、このガンダムが本物のモビルスーツではなく、動くと言っても動的歩行をするわけではなく、背面がドックに固定された拘束状態であることについて、ロボットではなく建築物とせざるを得ない大人の事情や、重量問題という現在の技術的限界の説明、子供たちへのお詫びと将来の世代への挑戦状も含まれているものでしたが、しかし一方でこのゆっくりと動くガンダムは「優しさ」があると発見的な表現で評されていました。
自分もこのF00は「ガンダム」のイメージをうまく体現した良い機体だったと思います。アニメ版と完全に同じではありませんが、最近のガンプラでありがちなカトキ顔とは違って、顔がなんとなく優しいんですよ。実物を間近で見たときに思わず口をついて出たのは「ホワイトドール……」でした。たとえハリボテだとしても、実物大でしかも動く巨大ロボットというのは、巨人への畏怖というファンタジーにも似た根源的な感情を呼び起こすものなのかもしれません。
シーサイドで劣化しやすいことが予測される立地でしたが、大きな事故もなかったそうで、これは安全設計と日々のメンテの賜物だと思います。

ありがとう、ガンダム
願わくば、固定状態でもいいので、またどこかで展示して欲しいものです。

追悼・鳥山明先生とTARAKOさん

巨星堕つ。いつかは別れの時が来るにしても、ちょっと早すぎますね。かつての少年ジャンプ黄金時代を知る者としては、訃報が相次いで寂しいかぎりです。
ドラゴンボールまじかる★タルるートくんは同時に連載されていた時期があったんですよね。原作漫画もアニメも大好きでした。野沢雅子さんや小山茉美さんのように主役を演じられた方や、共演者の方々はきっとファンの読者や視聴者以上にショックを受けていると思います。

animestore.docomo.ne.jp
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子供の頃はバトル展開がメインになったサイヤ人編以降(アニメ版ではドラゴンボールZ)のほうが好きで、特にナメック星編はジャンプコミックスを何度も繰り返し読み返すほどでしたが、今は無印のドラゴンボールを探して旅をする牧歌的な作風の良さが分かります。ポロリもあるし。
あちこちで言及されていますが、原作漫画のテンポの良さ、構図の分かりやすさ・読みやすさは圧倒的で、もはや不世出であることに疑いの余地はありません。あのDr.マシリトも絶賛するほど。

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TARAKOさんはまる子だけじゃなく、タルるートもハマり役だったと思います。主人公・江戸城本丸との友情は、単なる魔法の契約による友達という関係を超えて、小さな可愛い男の子の見た目からは想像できない、ときに鋭く本質を突いて本丸を教え諭すような立場でもあり、そういった難しい表現ができる声優は他に居なかったんじゃないかと思います。最近はTARAKOさんのように脳裏に浮かぶほど特徴的な声質を持つ声優が減ってしまい、薄っぺらいアイドル声優やホスト声優が大半になって、どんどん均質化されていますね。今はアニメファンや業界自体がそういう薄っぺらいものをもてはやす風潮があり、自ら多様性をつぶしてきたので、まる子は後任を探すのが難航しそうです。

そういえばタルるートのジャンプコミックス単行本には鳥山先生のコメントが巻末に寄せられている巻があったと思います。江川先生の描く女性キャラクターの可愛さに嫉妬していて、お気に入りのキャラクターが大綾真理先生であることを明言されていたり。鳥山先生は恋愛描写が苦手だったそうですが、木緑あかねやブルマやランチさんみたいにキャラクター造形や存在感は一級品でした。

本当にありがとうございました。

日本は納税の義務がなくなりました

日本は政治家が大手を振って脱税する国です。財務相が自らぶちまけたように、今後は我々一般国民も納税する義務はありません。
消費税も払う必要はない。インボイスもクソくらえです。

官僚も政治家も全員首吊って死ねばいいのに。霞が関や永田町にミサイルぶちこんでくれないかな。遷都先は吉村みたいな万博狂いのクズがいる大阪以外でお願いします。

『タッチ』の最終回

tvkでアニメ『タッチ』の再放送が終了しました。原作漫画と微妙に異なる最終回の演出は、やはり当時も賛否両論あったのだろうと思います。だって愛の告白は今も昔も対面じゃないとね。

最終回の演出としては原作のほうが好みですが、この最終回を除けば、アニメ版にはアニメ版の良さがあります。それは漫画とアニメの方法論の違いでもあるし、どうしても映像で漫画や小説を完全再現するというのは不可能なので。一応TVという公共の電波を使った放送の体を取っている媒体の性質もあります。それにしても作画クオリティはすさまじいものがありました。大抵のTVシリーズではクオリティの落ちる回がどうしてもちらほら出てくることが多いのですが、タッチは名作劇場シリーズ並みに終始安定していましたね。同時代の他のアニメと比べても群を抜いており、完全にロストテクノロジーだと思います*1。実はアニメ版のタッチを最後まで観たのは今回が初めてだったのですが、この作品の影の主人公でもある柏葉英二郎に功労賞を送りたい。田中秀幸さんの名演も光っていました。柏葉と上杉達也とのやり取りがまた良いんですよ。自分は柏葉のように酒もタバコもやらないし、彼ほどひねくれてはいないと思っていますが、後半はどちらかというと彼に感情移入して観ていました。やはり共感できる記事を書かれているライターもいますね。

で、この話を書こうと思ったのは、やはりドラマの『セクシー田中さん』の脚本改変問題が意識にあったわけですが、こちらは原作者の芦原妃名子先生自身が改変を望んでおられず、原作に忠実に映像化することを要件としていたにもかかわらず、TV側が勝手に契約違反を犯してルールを破り作品をねじまげて棄損し、さらにあろうことか寄ってたかって原作者を精神的に追い詰めたことが最大の問題なんです。このことについて、当の日テレも小学館もまったく声明を出さず、自殺者を出す最悪の事態に至った原因を究明しようとする真摯な素振りなどは微塵も見せていません。金のことしか考えていないプロデューサーが、ゴミクズみたいな能無しのディレクターや脚本家風情をかばっているのか、あるいは世間の注目が薄れるまで姑息に風化を待っているのか。いろいろと汚い理由があるんでしょう。

昔から上から目線で、原作者はおろか視聴者をもバカにしているTVの横暴は当然として、小学館についても、漫画家に対する数々の無礼・非礼は今に始まったことではなく、新條まゆ先生や雷句誠先生のように理不尽な目にあってきた作家さんも多いそうです。いずれにせよ、今後小学館の漫画はもう買いたくありません。『ドラえもん』や『らんま1/2』のように好きな作品が多いだけに残念です。そういえば小学館の編集者一同が出した声明とやらも卑怯ですよね。自己保身が見え隠れする。本当に会社の方針に法的・倫理的問題があると考えているのであれば、あらいざらい告発すればいいのに。真相に迫るような問題の核心には言及せず、まるで自分たちも被害者であり、お涙頂戴のために嘆き悲しんでいるかのように振る舞っているだけ。一人亡くなった方をまるで責め立てるような言い方ですらある。あんたら編集も含めて信用のおける人間が周りに一人もいなかったから、芦原先生は絶望して自死を選んだんじゃないの? すべての出版社や編集者が作家を軽視するスタイルだとは思わないし、作家に全力で寄り添ってくれるスタイルの出版社や編集者もいると信じていますが、それにしてもベテランの漫画家が追い込まれて一人自殺するなんて、どう考えてもおかしいと思わないんですかねこの編集者一同は? 小学館とやらは犯罪の片棒担いでまでしがみつきたい会社なんですか? 作品を人質にして作家を脅すような会社なんですよ? 小学館てのはもはやヤクザでしょ。一部の漫画家の方々は、今後の仕事にも多大な影響が出る可能性もあるのに、不義理を働いた小学館とかつて縁切りしたことを明かされるなど、大変な勇気の要る決断をされています。しかし、だんまりを決め込んでいる大御所のほうが多いですね。やはり所詮はわが身可愛さか。

未だにおごり高ぶるTVや出版社といったオールドメディアですが、いずれもすでに斜陽です。放っておいてもじわじわと沈んでいくことが分かっている泥船ですが、連中は今回泥船に自ら穴を空けて沈没を早めるような真似をしました。クリエイターの方々には、ご自分とご自分の作品を大切にして、この先を選択していただきたいです。そもそも漫画の週刊連載なんていう狂った自転車操業システムが横行している日本がおかしいですね。感覚が完全に麻痺している。そういう作家を酷使する奴隷システムがあるから「1週間で描けるような漫画なんて大したことないだろう」なんて思われてしまうんでしょう。まともに漫画を1本でも描いたことがある人間だったら、まずそんなことは口が裂けても言えない。

ところで浅倉南と新田由加、どちらのヒロインが好みでしょうか。どちらも魅力的ですが、浅倉南はメインヒロインの補正というか刷り込みがすごいですよね。ていうか、どのOPも南のプロモーションビデオじゃねーか。新田由加は当初料理もしたことがなかったお嬢様でしたが、達也を目当てにマネージャーとして野球部に入部した後は成長株で、健気に努力する姿が可愛かったですね。

*1:2004年 - 2010年にNHKで放送されていたアニメ『メジャー』も、満田拓也先生による野球漫画(あだち充先生の『タッチ』と同じく小学館刊行)を原作とした作品でしたが、アニメは回によってクオリティにばらつきがあり、特に1期と2期は作画が不安定な回が結構多かったです。もちろん原作漫画の作画は圧巻の一言ですが、アニメは原作を尊重しつつも細かい部分で改変がされていて、特に原作で忘れられていたキャラクターにも出番が与えられるなど、うまく映像化されていたように思います。原作をちゃんと読み込んでいることが分かる作品でした。

消えゆくオールドメディアに居座る無法の餓鬼畜生

自分は当事者でもないのでどうこう言える立場にないかもしれませんが、日テレと脚本家連中どもは本当にドクズの腐れ外道ですね。連中の対応を見ている限り、まったく筋(すじ)を通していないことがありありとうかがえます。
TV側の連中は「漫画を映像化してやっているんだからありがたく思え」「漫画原作者の意向などTV様の御威光の前では塵芥も同然」と考えているのは明白であり、しかもそれを隠そうともしていない。時代錯誤としか言いようがなく、頭が悪いを通り越して哀れにさえ思える。人の褌で相撲をとっているだけのゲスで無能な脚本家風情が、そろいもそろってどうしてそこまで偉そうにできるのか。本当に意味が分からない。そもそも二次創作にあたって原作者の芦原妃名子先生や出版社と交わしたはずの契約に違反している時点で著作権侵害・契約不履行じゃねーか。TV側の連中は全員嘘つきの詐欺師です。

「ドラマやアニメで映像化して人気が出た作品もあるし……」とか「改変したことで成功した例もあるし……」とかいう意見もちらほら見かけますが、改変して面白くなるかどうかというのはこの際関係ないんですよ。そんな結果論はどうでもいい。問題をすり替えてTV側や脚本家の逸脱行為を擁護しているつもりなのか知りませんが、原作という知的財産(IP)を提供してくれた漫画家に対して、敬意を払うどころか厄介者のようにしか考えていないTV側の在り方がおかしい。まず筋を通していないことが問題なんです。もともとドラマ制作にあたって原作者の意向を尊重するという話だったのであれば、その大原則に反する行為があれば咎められて然るべきでしょう。TVという錦の御旗のもとに、面白くなれば何をやってもいい、契約内容なんてクソくらえで原作者を無視しても構わないというのはただの傲慢であり、それ以外のなにものでもない。それは原作というIPに群がりしゃぶりつくす餓鬼畜生のロジックです。連中にビジネスをやっていい大人の資格はまったくない。当然詐欺罪に問うことだってできます。

あと今回の件に関しては小学館の動向もクズっぽいですね。作家を守ろうとする気がまったくない。「嫌なら映像化を断ればいい」とかいう意見もちらほら見かけますが、実際はそんなに単純な話じゃあない。TVと出版社や編集者がグルになって外堀を埋めていき、原作者が断れなくしてくることもあるそうです。全員ゲス野郎どもですね。こざかしいにもほどがある。というか普通に立派な恐喝罪ですから。

今まで理不尽な目にあってきた原作者の方々は遠慮せず声を上げたほうがいいと思いますよ。そうやってビジネスの場から傲岸不遜な無法者を駆逐し、悪しき慣習を正していかないと、また同じような犠牲者が今後も出続けることになります。今回の件でTV局・脚本家・出版社いずれかの肩を持つような発言をしているゲスな連中は、何らかの利権が絡んで癒着しているので信用してはいけません。芸能人はどいつもこいつもベラベラと見当違いなコメントばかりしてお茶を濁しているようですが、TV側に不利な発言をすれば当然干されるのでこいつらがまともなことをいうわけがない。特に自己保身に走るポジショントークに終始した動画を公開しておきながら慌てて削除した日本シナリオ作家協会とやらは、人心を持たない魑魅魍魎が跋扈する悪魔の巣窟です。

また、視聴者とて完全に無関係の部外者ではありません。日本の漫画を実写化した映画はことごとくクソであるにもかかわらず、相変わらず原作レイプのクソ映画が量産され続けている理由は、芸能事務所のゴリ押しでねじ込まれた演技力皆無の素人に主演をやらせているような三流映画であっても、思考停止したファン(という名のカモ)が観客として投げ銭をするからです。そういったものにNOを突きつけていく必要があります。邦画の質が落ちたのは観客の質が落ちたことも原因のひとつです。観てくれる人がいなければ映画産業というのは成り立ちません。