syghの新フラグメント置き場

プログラミングTipsやコード断片の保管場所です。お絵描きもときどき載せます。

日本は危険生物の個人売買が簡単にできる無法国家らしい

戸塚で行方不明になっていたニシキヘビ、見つかってよかったですね。案の定、灯台下暗しでしたが。
しかし、なぜか飼い主を擁護する連中がいます。無断で飼育禁止の生物をアパートで飼っていた悪人なのに、意味不明です。

日本では普段悪いことをしている人間がたまに良いことをすると「よくやった!」みたいに変に過大評価されます。いや、普段から悪いことをせずに普通に生きている人のほうが評価されるべきでしょ。普段からルール違反をせずつつましく生きている品行方正な人間が、ちょっと魔が差して悪いことをすると徹底的に寄ってたかって叩こうとするくせに。

ヘビが逃げたことを隠して黙っていて、被害が出てから明るみになるよりはマシとはいえ、各方面に多大な迷惑をかけたことは揺るぎようのない事実です。かといって、もうこれ以上過剰に袋叩きにする必要はないと思いますが、問題はそういった危険な外来生物をなぜ個人で簡単に売買できるのか、ということです。完全に法律がアホですね。

今回の騒動で、『アウトブレイク』という映画を思い出しました (1995)。

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闇ルートで外来生物のサルを売買しようとしたウェーイ系のアホが、サルの保持していた凶悪な未知の*1殺人ウイルスによるパンデミックを引き起こすのですが、このアホは結局ウイルスに感染して無様に死にます。まあそれは自業自得なのでざまあとしか言いようがないのですが、よく分からないまま勝手にウイルスを人づてにうつされ、巻き込まれて命を落とした人達はたまったもんじゃないですね。
最終的に、感染爆発を起こした田舎の町1つをまるごと核爆弾で消滅させるという恐るべき計画が持ち上がるのですが、詳しくは映画を観てください。実にアメリカらしい発想の脚本です。

*1:実際には未知のウイルスではなく、かつて米軍が秘密裏に処分した既知のウイルスの変異体なのですが、主人公はその事実隠蔽をめぐる政治的な駆け引きによって板挟みになります。