syghの新フラグメント置き場

プログラミングTipsやコード断片の保管場所です。お絵描きもときどき載せます。

Windows 10のブルースクリーンが頻発……原因はマザーボードのCMOSバッテリー切れでした

Windows 10 20H2に更新してから1か月ほど過ぎたところ、ブルースクリーンが頻発するようになりました。休止状態から復帰した後、5分くらい経過すると落ちます。OS再起動に何回か失敗した後、うまく起動した後は何事もなく使えるようになるときもあるんですが、いったんシャットダウンしてクリーンブートすると、また5分後に落ちることがあります。イベントログには「Kernel-Power 41」として記録されており、いわゆるKP41病です。

休止状態の復帰に失敗してファイルが破損したのかもしれないと思い、ハイバネーションをいったんOFFにしてみたり、ページングファイルをいったん無効化してみたりもしたが改善せず。

普段はWindows Update経由によるデバイスドライバーの自動更新を止めているので、ドライバーが古いことにより発生している問題かと思って、Windows Update経由でマザーボード関連のドライバーをすべて更新してみたが改善しない。GeForceドライバーも466.27に更新してみたが改善しない。WACOMタブレットドライバーも手動で6.3.43-3に更新してみたが改善しない。

ブルースクリーンでは様々なエラーコード(バグチェックコード)やモジュール名 (.sys) が表示されるんですが、毎回異なっており、あまり参考にはなりませんでした。いよいよハードウェアの故障か……

ところで2014年に購入したマザーボードASUS H87-PROを使っているんですが、どうやらマザーボードCMOSバッテリーが切れるとブルースクリーンが発生することがあるらしい。

rokumaru.ldwyl.com

試しにPCの主電源スイッチを切ってしばらく待ち、再度スイッチをONにして電源投入すると、UEFI画面に表示される内蔵時計がリセットされて2009年1月1日を指していました。購入(製造)から7年以上も経過しているので、電池が切れて当然ですね。
近所のドラッグストアでボタン電池(コイン電池)CR2032を購入し、電池交換してみたところ、KP41が発生しなくなったようです。3週間くらい悩まされていました。M/Bは通電されている状態であれば時計が自走しているんですが、時計がずれても最近のOSはインターネット上のタイムサーバーと自動的に同期するようになっているので、M/Bのバッテリー切れに思い至るのが遅くなりました。

ちなみに昔会社で使っていたHPのワークステーションは、M/Bのバッテリーを自分で交換することができない仕様になっていたんですが、社内ネットワークから切り離してスタンドアロンで使っている古いワークステーションはバッテリーが切れていて、電源ケーブルを抜くと内蔵時計がリセットされるので毎回設定し直すということをやっていました。このとき使っていたWindows 7では、M/Bのバッテリー切れでブルースクリーンになるようなことはありませんでした。

しかし、ブルースクリーンで突然死する可能性がある状態で、システムに変更を加えるデバイスドライバーのインストールをするのは危険でしたね。インストール途中にブルースクリーンが発生してしまうと、最悪OSが起動しなくなるということも十分ありえます。

余談:KB5003173

結局ブルースクリーンとは関係なかったんですが、Windows Updateの履歴とイベントログを照らし合わせてみたところ、2021-06-11に KB5003173 をインストールした後にブルースクリーンが頻発し始めたことに気付きました。この更新プログラムが原因でKP41を発症し始めた人もいるようです。

arigs.hateblo.jp

しかしコントロールパネルの「更新プログラムのアンインストール」で KB5003173 を検索してみたが表示されない。wusaコマンドでアンインストールしようとしても失敗します。

wusa /uninstall /kb:5003173

Windows Update スタンドアロン インストーラ

このコンピューターには、更新プログラム KB5003173 がインストールされていません。

Microsoft Updateカタログから直接ダウンロードしたMSUパッケージ (windows10.0-kb5003173-x64_4e3b4345ad6e3bf44183d6f25879a0c5ca1b7ef9.msu) を使ってインストールしようとしても失敗しました。

Windows Update スタンドアロン インストーラ

この更新プログラムはお使いのコンピューターには適用できません。

さらにCABパッケージ (windows10.0-kb5003173-x64_375062f9d88a5d9d11c5b99673792fdce8079e09.cab) を使ってインストールを試みましたが、6.0%で止まって途中で終了しました(「正常に完了」とあるものの、実際は失敗している)。

dism /online /norestart /add-package /packagepath:"<CABファイルのあるディレクトリパス>\windows10.0-kb5003173-x64_375062f9d88a5d9d11c5b99673792fdce8079e09.cab"
展開イメージのサービスと管理ツール
バージョン: 10.0.19041.844

イメージのバージョン: 10.0.19042.1052

1 / 1 を処理しています - パッケージ Multiple_Packages~~~~0.0.0.0 を追加しています
[===                        6.0%                           ]
操作は正常に完了しました。

TortoiseGitの言語パックを削除する

TortoiseGitやGitに慣れたら、日本語の言語パックをインストールしてローカライズするとかえって分かりづらくなるし、いちいちバージョンアップのたびに言語パックを入れ直すのもダルいため、言語パックをアンインストールすることにしました。

しかし、コントロールパネルの「プログラムのアンインストール」では、TortoiseGitの言語パックが表示されない。
MSIインストーラーは修復やアンインストールも実行できるので、"TortoiseGit-LanguagePack-x.y.z.w-64bit-ja.msi" を右クリックしてコンテキストメニューから「アンインストール」を実行してみましたが、

この操作は現在インストールされている製品に対してのみ有効です。

と表示されてアンインストールできない。

推測するに、どうやらTortoiseGitの言語パックは以下の場所に言語DLLを配置するだけで、システムレジストリに情報を登録しているわけではないらしい。だったらMSIインストーラーなんか使うなよな……紛らわしいだろうが……

%ProgramFiles%\TortoiseGit\Languages

日本語のものとおぼしき以下のDLLをすべて削除することで、SettingsのLanguageに日本語が出てこなくなりました(1041はja-jpの言語ID)。

  • TortoiseGitBlame1041.dll
  • TortoiseGitUDiff1041.dll
  • TortoiseIDiff1041.dll
  • TortoiseMerge1041.dll
  • TortoiseProc1041.dll
  • TortoiseProc321041.dll

ローカライズは情弱への第一歩

日本語はほぼ日本国内でしか使われておらず、話者は概ね日本人に限られているのにもかかわらず、メジャーなソフトウェアやサービスはたいてい日本語にローカライズされていることが多く、日本人はかなり優遇されています。
しかし一般人はともかく、技術者はローカライズされた文言なんか読まないほうがいいです。日本語のドキュメントというのはことごとくクソで嘘だらけですから。特に最近は、極めて低品質で幼稚な機械翻訳が我が物顔で大量に氾濫しています。
あと、無理やり直訳した不自然で古臭い用語が満載で、カビの生えた時代遅れのガラパゴスJIS規格を崇め奉る連中をなんとかして欲しい。JISが優れているのはSI単位系メートル法)を採用していることくらいです。
情報通信系のJIS規格を読んだことがある人は知っていると思いますが、あまりの直訳ぶりに読んでいてこっちが恥ずかしくなります。軽く明治時代くらいにタイムスリップした気分になれます。C/C++はまだマシなほうですが、C#のJIS規格を書いた人間はマジで死んでください。ちなみにJIS X 3010:2003はC99、JIS X 3014:2003はC++03、JIS X 3015:2008はC# 2.0相当ですが、JIS規格は全然改訂されておらず、完全に時代遅れとなっています。特にC#は完全に害悪でしかないので読まないほうがよいです。

Microsoft Docs(旧MSDN)の日本語版はゴミクズみたいな機械翻訳であふれていますが、C#の言語仕様関連は一応人間の翻訳者が関わっているらしく、ある程度は読めるレベルになっています。ただ、誤訳もいくつか多々あるので、やはりMS Docsの英語版や、ISO規格またはECMA規格を参照するほうが正確です。

一例として挙げると、以下のように「with」キーワードが「ある場合」と誤訳されてしまっています(2021年現在)。このような極めて基本的な部分でお粗末な機械翻訳の名残が残っているようでは、とうてい信頼できるドキュメントとして利用することなどできません。他にも重篤なミスが放置されていると考えたほうがいい。このようなゴミをありがたがっているのは情弱だけです。

以下にも恥ずかしい機械翻訳の名残があります。

The unary * operator is the pointer indirection operator.

単項 * 演算子は、*です。

アッハイ。そうですね。
翻訳に失敗した部分はゴッソリ削ってなかったことにしてしまうか、余計なものをしれっと捏造してしまうのが機械翻訳の特徴です。クソザコですね。
※2023-12-02追記:この問題に関しては修正されたようです。

以下では原文と日本語訳がまるで逆の意味になっています(2021年現在)。いったい何をどうしたらこんな初歩的なミスを犯すのか、小一時間問い詰めたい

The following example uses explicit typing in a foreach statement.

次の例では、foreach ステートメント暗黙の型指定が使用されています。

そもそも日本語はコード例と一致しないので、ちょっと考えれば日本語が間違っていることに気づくと思いますが、こういう明らかなクソを放置している時点で程度が知れます。MSの日本人エンジニアのレベルの低さがうかがえます*1。特に最近のC#は言語仕様のアップデートが頻繁に入るようになったので、そういう意味でも翻訳が遅くて稚拙な日本語版は参照してはいけません。

以下も逆の意味です。命名規則において優先するべきは簡潔さ (brevity) ではなく明瞭さ (clarity) です。
小さな子供でも語彙さえあれば分かる単純明快な文章の翻訳にミスするなんて何が起きたのか。

Prefer clarity over brevity.

簡潔さを優先します。

GoogleAndroid関連ドキュメントは、APIリファレンスは英語のみですが、機能や仕様などの技術的な解説記事やチュートリアルの多くは日本語に翻訳されています。MS Docsのクソ日本語版と違って丁寧で翻訳ミスも少なく、比較的有用です。ただし日本語版はNDKやAndroidXライブラリの更新履歴の反映などが遅く、情報が古いことが難点で、やはり英語版を優先的に参照するべきであることに変わりはありません。
※2024-03-26追記:
2023年からは、Androidの日本語版ドキュメントはCloud Translation APIによって機械翻訳されるようになったようです。これにより、最新の情報が反映されるようになりましたが、翻訳精度が若干低下しています。とはいえ、MSの機械翻訳と比べたらGoogleのほうが遥かに品質が上で、違いは歴然としています。MSの機械翻訳は相変わらず稚拙な迷惑メールレベルにとどまっていて、まったく使い物になりません。

日本人の大半は英語に苦手意識を持っていて、事実まともな英語運用能力を持っていません。ですが、何も努力せずローカライズに甘んじているようでは、いずれ世界の潮流に取り残されていくことは目に見えています。というかすでに取り残されています。日本は決して先進国ではありません。日本の政治家はどいつもこいつも知能が低く、国のトップには科学技術はおろか読み書きすら軽んじるようなバカどもしかいませんから、落ちぶれて当然です。そもそも現与党の自民公明は、国立大学を弱体化させて高等教育を破壊し国際競争力を低下させ、国民をコントロールしやすいように白痴化させようとしている国賊ですからね。

結論:日本語のドキュメントは読むな、信用するな。

*1:どうやら機械翻訳の特性として、肯定と否定を逆に訳してしまうという致命的なミスを犯すことがときどきあるようです。おそらく機械翻訳をベースにして部分的に人の手を加えているので、こういったアホな誤訳が散見されるのだと思います。

コンドーム配られるクソ五輪の参加選手は全員バカにされていることに気付かないんだろうか

「どうせおめーら全員サカリのついた脳筋サルどもだから、ビョーキ(コロナじゃなくて性病のほうな)を蔓延させねーように、チ〇ポに被せるゴムを用意してやったぜ! せいぜいコレ付けて腰でも振ってろよな!」

って思われているのが分からないんでしょうか。どいつもこいつもダンマリ決め込んでさあ。気持ち悪いったらねーよ。「国に持ち帰って啓蒙に使え」ってバカじゃねーの? つまり使用済みコンドームを持ち帰って自国の子供たちに性教育目的で見せびらかせとでも? いくらなんでもキモすぎる。マジキチかよ。建前とはいえ他に言いようがあるだろうが……もういっそのこと利権のためですって正直に言っちまえよ。オリンピックで避妊具が配られている理由をあんたらは子供たちに説明できるのか?

WHOテドロス→シね
中共キンペー→シね
IOCバッハ→シね
IOCコーツ→シね
自民二階→シね
自民安倍→シね
森爺→シね
テリー伊藤→シね
電通→シね

と普段から思ってますが、まあクソ五輪関係者全員死ねばいいと思いますよ。利権まみれの汚らしいオトナの大運動会(夜の部もあるよ!)に参加しようとする選手も全員含めてね。

どうでもいいけど「シね」って書くとゲシュタルト崩壊しそうですね。

二階とか安倍とか見てると結局旧日本軍の牟田口廉也みたいなクズ野郎はいつの時代もいるってことを再認識させられます。Son of a bitch!!

Amazonのアプリ開発能力の低さは異常

Amazon MusicとかKindleとか使っている人はもうウンザリするくらい認識していると思いますが、AmazonのアプリはWebもネイティブもことごとくクソです。本業であるはずのECサイトがいつまで経ってもゴチャゴチャしていて使いづらく、あわよくば誤クリックでプライム契約させてしまえという守銭奴の畜生な魂胆が見え見え、毎度外観を多少変える程度でお茶を濁すだけなのでお察しくださいレベルなんですが、ネイティブ開発のほうに関しては、UIデザインのセオリーも何一つ分かっていないし、あちらこちらにバグだらけです。そして要らない機能は沢山あるけれど必要な機能がない。ラウドネスノーマライゼーションとかクソの極みです*1

Amazon Musicの場合、クリッカブル要素がどれなのかハッキリ分からないし、デスクトップ版ですらアイコンにマウスオーバーしてもツールヒントが出ないし*2、検索ボックスで右クリックしてもコンテキストメニューが表示されないし(コピー&ペーストはショートカットキーを使うしかない)、プレイリストやライブラリから複数項目の一括削除ができないし、1曲だけを再生したいのにアルバムの再生になることがあるし、デスクトップとモバイルでプレイリストやライブラリやMRUリスト*3の同期ができていないときが多いし*4、オフラインだとMRUがまったく見えなくなるし*5。Lightningヘッドフォンジャックアダプター(純正品)経由でイヤフォン/ヘッドフォンを接続するとフリーズしたり音声が再生されなかったりする凶悪なバグもあるようです。事前にダウンロードしておいた楽曲を電車内で再生しようとしたらまったく使い物になりませんでした。あとウィンドウを最大化しても、次回起動時にはリセットされています。おいおい、その程度の基本的な設定を記憶・復元する機能も実装する能力がないほどAmazonの開発陣はザコなのか?

強力な競合がいない*6のをいいことに胡坐をかいていますね。消費者を完全にナメてます。そもそもおめーら自身で使ってないだろこのクソアプリ。

海賊版も完全放置で一向に対策をとらないし、労働者や消費者から搾取して稼いだ莫大な金は一体どこに消えているんですかね?

正直Windows Media Playerのほうが遥かに使いやすいです。WMPは残念ながらバージョン12を最後にもう更新が止まってしまっていますが、Windows 10標準のUWPアプリ「Grooveミュージック」が使い物にならないので、ローカルメディアの再生にはいまだにWMPを使っています。あとWindows 8以降はDVDの再生に必要な動画コーデックが標準で搭載されなくなったので、VLC media playerを使っています。しかしUWPはことごとくクソですね。フォトアプリもクソで、正直「Windowsフォトビューアー」のほうがマシでした。

*1:どうも楽曲全体の音圧レベルを調べて正規化するのではなく、ストリーム再生開始直後の部分的な音圧レベルをもとに、しかも途中から正規化をかけるという前代未聞のアホな実装になっているらしく、再生開始から数秒後に突然ボリュームが変動します。普段音楽を聴かないバカどもが、まともな音楽アプリを開発できると思うなよタコ。

*2:特にムカつくのが「+」ボタン。Amazon Musicではアルバムや楽曲を「ライブラリ」に追加する機能だが、具体的に何をするものなのか一見して分からない。「ライブラリに追加」の他にも「リストに追加」「プレイリストに追加」という機能もあり、混乱を助長している。自分はこういった曖昧なアイコンによるオサレ系UIが大嫌いで、真のフラットデザインが何たるかを誤解したクソみたいな自己満足オナニーアイコンでドヤ顔をされると激しい殺意と破壊衝動を覚える。テキストで「ライブラリに追加」(Add to Library) と明確に書かれたボタンやメニューコマンドのほうが遥かにユーザビリティが高い。管理画面のUIデザインにおける20の改善ポイント | knowledge / baigie

*3:Most Recently Used: 最近使った項目のこと。

*4:デスクトップ版での編集が、モバイル版に反映されず、アプリを再起動しても同期されません。いったんサインアウトしてサインインし直せば同期されるらしいが、いちいちそんなかったるい操作してられるか。せめて手動同期の機能くらい用意しろよ常識的に考えて……

*5:カラオケボックスでは電波状況が悪い部屋がよくあるのですが、最近聴いた曲を歌ってみようと思ってもAmazon MusicはオフラインだとMRUが見られないので一切役に立ちません。

*6:音楽のサブスクリプションに関してはApple MusicやSpotifyが競合ですが、Appleのミュージックアプリもなかなかにクソです。自分はローカルストレージに転送したメディアファイルの再生でしか使っていませんが、管理画面が使いにくすぎる。

Windows 10 20H1/20H2の新しいMS-IMEの誤動作やデグレードがひどすぎる

Windows 10 20H1 (2004) でMicrosoft-IMEに大きな仕様変更が入ったんですが、誤動作やデグレードがひどすぎる。

  • Firefoxで検索ボックスにフォーカスすると、なぜか「ひらがな」モードではなく強制的に「全角カタカナ」モードになる。また、Enterで変換確定するとそのままいきなり検索開始になったりする。ブラウザのテキストエディター上での入力もレスポンスが悪すぎる。
  • Shiftキーを押しながら「C++」と入力すると、以前のバージョンではASCIIの「C++」となっていたのに、新しいバージョンでは全角記号+が使われた「C++」になる。

まったく使い物にならない。20H1がリリースされた当初も新しいMS-IMEは致命的バグの嵐で悪評がひどかったんですが、いまだにまともな動作が実現できていないようです。もうね、バカなの? 死ぬの?

というわけで以前のバージョンに戻しました。かなり快適になった。果たして新しいMS-IMEなんぞ使っている人間はいるんだろうか?

www.fmworld.net

あれ……なんか……MS-IMEの動きが……おかしぃ……変換できなぃ……もぅ疲れちゃった……でも……あきらめるのょくなぃって……アタシゎ……ぉもって……再起動してがんばった……でも……重ぃ……悲しぃょ……ゴメン……
でも……アタシとMS-IMEゎ……ズッ友だょ……!!

みたいに、動作がおかしいことに気付いていながらも旧バージョンへの戻し方が分からなくて新しいIMEを使い続けること約1年、ついにWindowsに嫌気がさし、Linuxに乗り換えるユーザーが出てきそうですね。

昔、一時期ATOKを使っていて、Windows 7からWindows 8.1に移行した後はMS-IMEを使い続けていたんですが、またATOKに乗り換えようかな。でもATOKは買い切り型がなくなったんですよね……サードパーティー製のIMEはOSの更新によって互換性がなくなって正常に動作しなくなることがあるので、最新のOSに対する継続的なサポートが受けられるサブスクリプション型のほうがメリットが大きいのは確かなんですが。

んんっ? よく考えると、ファーストパーティー製のはずのMS-IMEも、OSの更新によって正常に動作しなくなっている……?

個人的にはユーザー辞書は手動で育成するのが好みで、勝手に学習されると困ります。そういうのは一切要らないんで。最近流行りのアニメ作品や声優の名前とか予測変換候補に出してもらわなくてもいいんで。あと、学習データをクラウドにアップロードした挙句、流出されるなど論外です。IMEをONにした状態でパスワードを入力するバカはいないと思いますが、住所はどうしてもIMEをONにした状態で入力しますよね。ヘタすると電話番号もIME ONで入力するかもしれない。途中で気付いて慌ててOFFにしますが。

Firefox 89のデフォルトデザイン改悪を緩和するアドオン「Forefox Color」を使う

Firefox 89でデフォルトのテーマ(配色)が、しょうもない低コントラストに改悪されました。

www.itmedia.co.jp

ハァ? 「タブや通知が見やすく」? 何言ってんのこのクソザコライター? どこがどう見やすいんだ? 見づらいことこのうえないですね。この配色をデフォルトにしたMozillaのエンジニア or デザイナーは死ねばいいと思います。というか角丸のタブが猛烈にダサい。自分は角丸矩形が大っ嫌いなんです。
あと、非アクティブなタブ同士の境界線がなく、つながって見えるのも最悪です。ファビコンとタイトルテキストだけで判断しろとでも言うのか。ユニバーサルデザインどこいった。

この新しいUIデザインは「Proton」とか呼ばれているそうですね。プロトン……陽子のことか? なんでこんな珍妙なコードネームを付けた?

forest.watch.impress.co.jp

現状、「about:config」でProtonを無効化することもできるそうですが、その場合の動作保証はされないし、いつまでオプションが提供されるかも不明です。

「設定」→「拡張機能とテーマ」では、デフォルトで「システムのテーマ」が有効になっていて、従来はOS設定のタイトルバー配色*1が使われていたのに、89への更新後はそうなっていない。バグなのか?
とりあえず、配色をカスタマイズする公式アドオン「Firefox Color」があるので、これをインストールしてカスタマイズしていきます。

addons.mozilla.org

しかし標準で用意されているプリセットがどれもダサすぎる。センス皆無じゃねーか。こんなんだからデフォルトのデザインやテーマもダサくなるのか。

以前のバージョンに寄せるべく、自分好みのシンプルかつ適度なコントラストのライトテーマ(青、白、黒を基調)を作成してみました。テーマはURLとして簡単に共有することができるようになっています。

color.firefox.com

ただし、システムがクラッシュするなどしてFirefoxが強制終了してしまうと、Firefox Colorで設定したテーマが外れてしまうようです。起動後にしばらく放置すると復活するようですが。

Firefox 89の配色の改悪は海外でも問題視されているようですね。こういうつまらんクソみたいな変更をするからユーザーがどんどん離れていくのが分からんのか? いくらなんでも頭悪すぎ。リリース前にレビューくらいするはずですが、そのレビューで落とされなかったということは、今のMozillaにはまともな(ユーザー目線に立った)レビュアーがいないってことでしょう。まあたいした危機感もないようだし、とことん落ちるところまでいけば? 誰も使わなくなってから後悔しても手遅れだけど。

mozilla.crowdicity.com
Mozillaのクソ野郎が消しやがった。以下はInternet Archiveに保存されているページ。
web.archive.org
bugzilla.mozilla.org
support.mozilla.org
connect.mozilla.org

そもそもPC版のFirefoxは別にモバイル版に寄せなくてもいいのに……
コンテキストメニューやドロップダウンメニューの行間が広がったことで、誤クリックはしにくくなったんですが、ブックマークツールバーのドロップダウンリストに表示できる項目数が少なくなったのがいただけない。

ブラウザというのは、もはやOSと同じであり、こいつらは出しゃばってはダメなんです。主役はWebサイトやアプリであり、そしてそれらを使うユーザーです。彼らがやりたいことを邪魔してはいけません。

※2024-02追記:
Firefox 122で、ウィンドウが非アクティブになったとき、タイトルバーの文字色やアクティブなタブの色が薄くなるようになりました(半透明化?)。ただしタイトルバーの背景色は変わりません。違うコレじゃねえよ。こんなつまらん変更でごまかすな。だから88以前の仕様に戻せっつーの。OSネイティブの動作をリスペクトしろ。勝手にキモい動作でオナニーすんな。相変わらずMozillaには無能なクソデザイナーしかいないらしい。

*1:Windows 10の場合、デフォルト設定では、タイトルバーの色はアクティブ/非アクティブでまったく変わらず、キャプションの色が若干変わるだけなので状態が非常に分かりづらいのですが、「設定」でアクセントカラーを選択する箇所にて「タイトルバーとウィンドウの境界線」にチェックを入れておくと、アクティブ時にタイトルバーの色が変化するようになります。

日本は危険生物の個人売買が簡単にできる無法国家らしい

戸塚で行方不明になっていたニシキヘビ、見つかってよかったですね。案の定、灯台下暗しでしたが。
しかし、なぜか飼い主を擁護する連中がいます。無断で飼育禁止の生物をアパートで飼っていた悪人なのに、意味不明です。

日本では普段悪いことをしている人間がたまに良いことをすると「よくやった!」みたいに変に過大評価されます。いや、普段から悪いことをせずに普通に生きている人のほうが評価されるべきでしょ。普段からルール違反をせずつつましく生きている品行方正な人間が、ちょっと魔が差して悪いことをすると徹底的に寄ってたかって叩こうとするくせに。

ヘビが逃げたことを隠して黙っていて、被害が出てから明るみになるよりはマシとはいえ、各方面に多大な迷惑をかけたことは揺るぎようのない事実です。かといって、もうこれ以上過剰に袋叩きにする必要はないと思いますが、問題はそういった危険な外来生物をなぜ個人で簡単に売買できるのか、ということです。完全に法律がアホですね。

今回の騒動で、『アウトブレイク』という映画を思い出しました (1995)。

eiga.com

闇ルートで外来生物のサルを売買しようとしたウェーイ系のアホが、サルの保持していた凶悪な未知の*1殺人ウイルスによるパンデミックを引き起こすのですが、このアホは結局ウイルスに感染して無様に死にます。まあそれは自業自得なのでざまあとしか言いようがないのですが、よく分からないまま勝手にウイルスを人づてにうつされ、巻き込まれて命を落とした人達はたまったもんじゃないですね。
最終的に、感染爆発を起こした田舎の町1つをまるごと核爆弾で消滅させるという恐るべき計画が持ち上がるのですが、詳しくは映画を観てください。実にアメリカらしい発想の脚本です。

*1:実際には未知のウイルスではなく、かつて米軍が秘密裏に処分した既知のウイルスの変異体なのですが、主人公はその事実隠蔽をめぐる政治的な駆け引きによって板挟みになります。