syghの新フラグメント置き場

プログラミングTipsやコード断片の保管場所です。お絵描きもときどき載せます。

道案内は冷静に対処しよう

道路を歩いていると、ときおり誰かから道を聞かれることがあります。駅で電車の乗り場や方向・停車駅を聞かれることもあります。話しかけやすいオーラでも出ているんでしょうか。

うまく道案内できたときもあるんですが、間違って反対側を教えてしまったことが何度かあります。ずいぶん昔のことであっても、そういう失敗はいまだに覚えています。つい先日もやらかしてしまいました。罪悪感と自己嫌悪に陥っています。教会で懺悔したい気分です。近所の寺でもいいんだろうか。

後悔先に立たず、ここはまず文書化することで要点を整理できるはず。
二度と同じ間違いを繰り返さないよう、懺悔も兼ねてケーススタディとして明文化しておきたいと思います。

失敗事例1:実家

実家は広島県のド田舎にあるんですが、中学で転居・高校で親元を離れたこともあって、実家でありながらあまり地理には詳しくありません。
学生の頃、確か20年くらい前のことでした。近所を散歩していたとき、乗用車を運転してきた男性から分かれ道で方向を尋ねられたんですが、誤って(よく似た地名の)反対方向の道を教えてしまったことがあります。数秒後に間違いに気づいたときにはすでに遅し。
当時はGoogle Mapはおろかカーナビもほとんど普及していない時代だったし、人もまばらな過疎地なので、あの後おそらく道に迷って苦労されたんではないかと思うと、未だに罪悪感をおぼえます。本当に申し訳ない。

教訓1

どうすれば間違いを防ぐことができたのか、よく分かりません。クルマに同乗して案内することはさすがにできないものの、せめて紙に文字で書いてくれていれば間違わなかったかもしれません。
案内する側の教訓としては、よく似た地名を混同しないように冷静にヒアリングすること、でしょうか。
今はほとんどのクルマにカーナビが装備されているので迷うことはないと思うのですが、うちの実家は相変わらず携帯電話の電波がほとんど届かない土地です。
案内される側の教訓として、不慣れな土地をドライブされる方は、自分のように地元の人間なのに間違った道案内をしてしまうアホがいること、またド田舎ではインターネットなぞ頼りにならないので、GPSベースのカーナビは必須(Google Mapのようなインターネットベースのショボいナビは絶対ダメ)ということは肝に銘じておかれたほうがよいかと。

失敗事例2:街中

つい先日ですが、神奈川県内の最寄の駅で年配の方からタクシー乗り場を聞かれました。駅には複数のタクシー乗り場があり、とっさによく知っている乗り場のほうを答えたのですが、人通りや停車数が少ないほうを間違って教えてしまいました。
10年も住んでいるのに何をやっているのか……本当にアホな案内をしました。すぐあとで気づいたんですが、人通りが多いほうにはタクシーが数台待っていて、そちらを案内しておけば即座に乗れたであろうに……

教訓2

間違いに気づいたら早めに訂正しましょう。歩くのが遅い年配の方であれば間に合う可能性が高いです。罪悪感で寝覚めが悪くなり、精神的に不安定になることに比べたら、10分や20分程度のロスなど大したことではありません。
また、方向を教えるだけではなく、近くであればその場所まで同行するとなお良しです。ただし女性が男性についていくのは危険も伴うので難しいところです。もし駅や交番が近くにあれば、そこまで同行して、あとは駅員や警察官の方々に任せるのがベストです。信頼できる職務の方々に任せれば、あとは罪悪感に陥る必要はありません。

成功事例1:大船駅

5年ほど前の話です。大船駅の西口付近で道を聞かれたことがありました。行き先を聞いてネットで調べたところ、湘南モノレールの駅だろう、ということが判明。おそらく中国系の人で、日本語は多少話せる程度、英語も通じるようでしたが、口頭で案内するには難しかったため、モノレール乗り場まで同行しました。
転職前の勤務先は大船駅近くで、当時会社に向かう途中でしたが、そもそも盛大に遅刻していたので、どうせ遅れるのであれば人助けしていこう、という気持ちでいたことが良かったのかもしれません。

総論

自分自身が不慣れな土地で突然聞かれたのであれば道案内に失敗するのも仕方ないこともありますが、地元や近所で道案内に失敗するのは痛恨の極み以外の何物でもありません。
よく知った土地であっても、記憶が曖昧であれば、いったんネットで検索して情報を補強します。冷静さを取り戻すきっかけにもなります。

ボーっと生きていると、毎日通る道にあるものにすら気づきません。もっと心に余裕を持ち、観察力を鍛えましょう。