syghの新フラグメント置き場

プログラミングTipsやコード断片の保管場所です。お絵描きもときどき載せます。

国連を脱退する必要はない(あるいはなかった)

「国連(国際連合)はその役目を果たしていない! 日本は脱退すべきだ!」
とかいう勇ましいことをのたまう人間が涌いて、それに賛同するアホも涌いてますがね。いつの時代も変わらんアホがいるもんだと思いますわ。先の大戦からなんにも学んどらんのかと。そりゃ永遠に敗戦国扱いです。

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1933年(昭和8年)、日本は国際連盟を脱退しました。日露戦争で得た中国・満州の利権を手放したくなかったからです。その結果、どうなったか。まともに歴史を学んだ読者であれば多くを語る必要はないでしょう。
他に選択肢がなかった? 追い詰められてアメリカ相手に開戦せざるを得なかった? お笑い草ですね。
ちなみにジュネーブ会議に出席して国際連盟脱退の中心的役割を担った外務大臣松岡洋右は、大日本帝国国民から賞賛され、凱旋帰国したそうです。いやあ、国民もアホでした。極右団体の発行した日本新聞なんぞに洗脳される国民性でしたからね。たぶん日本人の本質というものは今も変わっとらんのでしょう。

テドロスのような傀儡の俗物をトップに据える今のWHOには俺も疑問を持ちますがね、だからといって国連(国際連合)を脱退するというのはただの暴論だし本末転倒でしょう。何を寝ぼけたこと言っとるのかと。