syghの新フラグメント置き場

プログラミングTipsやコード断片の保管場所です。お絵描きもときどき載せます。

オーバーシュートは制御工学用語です

勝手に間違った使い方してんじゃねーよクソが。
日本の疫学では、「感染者数の爆発的増加」の意味で「オーバーシュート」という言葉を使っているようですが、使い始めたヤツ死ねよって感じですね。もう死んでるかもしれませんが。
コイツは overshoot の本来の意味ではない。制御工学(特に電気・電子工学)では「行き過ぎ量」のことを overshoot と言います。

日本人は英語コンプレックス*1のせいか、原語の意味も知らず横文字を使いたがるクセがあります。マスゴミはバズらせたいがために横文字をむやみやたらに使います。そのせいで大量のクソ和製英語 (fuckin' Japanese-English) が生まれました。
「ミシン」「イギリス」のように、もはや原型をとどめていないものもありますが、英語だけでなくフランス語・ドイツ語・ポルトガル語オランダ語も貪欲に取り入れていた時代に生まれた言葉はすでに日本語化してしまっているので、これらについてはもはや今更どうこう言っても始まらない感もあります。ただ、それらを知った上で使うか、知らずに使うかで言語能力や教養に大きな差が生まれます。辺境の狭い島国でしか通用しない内輪のクソ和製英語はぶっちゃけ英語学習・英語運用の妨げにしかなりません。

ちなみに以前「キャッチアップ」をやたら連呼する人がいて辟易しました。お前はそれしか言えねーのかと。「ら抜き言葉」や「アクセントの平板化」もムカつきますね。「ほぼほぼ」も誰が使い始めたんでしょうか。

*1:英語の complex に関しても、「劣等感」を意味する日本語の「コンプレックス」とはニュアンスが異なります。