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syghの新フラグメント置き場

プログラミングTipsやコード断片の保管場所です。お絵描きもときどき載せます。

MSDNライブラリの記載ミス

以前、「MSDN DirectX SDKヘルプの記載ミス」というタイトルで不平不満をぶちまけた記事を書いたんですが、そのほかのヘルプドキュメント(.NET, MFCなど)にもいくつかの誤記があります。
個人的に特に許せないものに関してはこの場でさらしておきましょう。

・System.Random クラス
http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/System.Random%28v=vs.100%29.aspx
Random クラスの現在の実装は、Donald E の変更後バージョンに基づいています。Knuth の乱数ジェネレーター減算アルゴリズムに基づいています。詳細については、D. E. Knuth 著、 『The Art of Computer Programming, volume 2: Seminumerical Algorithms』を参照してください。(第 2 版、1981 年 Addison-Wesley, Reading, MA 出版) を参照してください。

とありますが、(「翻訳者によって翻訳された」と記載されているにもかかわらず)翻訳の品質が低すぎます。
ちなみに.NET 4.5のほうは2014年9月時点でまだ機械翻訳のままなんですが、機械翻訳のほうがマシなレベルです。とはいえ原文とは微妙に内容(文献の版)が違うので、不合格と言わざるをえません。

http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/System.Random%28v=vs.110%29.aspx
Random クラスの現在の実装は、Donald E. Knuth の乱数ジェネレーター減算アルゴリズムに基づいています。 詳細については、D. E. Knuth 著、『The Art of Computer Programming, volume 2: Seminumerical Algorithms』 (第 2 版、1981 年 Addison-Wesley, Reading, MA 出版) を参照してください。

原文:
http://msdn.microsoft.com/en-us/library/system.random%28v=vs.100%29.aspx
The current implementation of the Random class is based on a modified version of Donald E. Knuth's subtractive random number generator algorithm. For more information, see D. E. Knuth. "The Art of Computer Programming, volume 2: Seminumerical Algorithms". Addison-Wesley, Reading, MA, second edition, 1981.

http://msdn.microsoft.com/en-us/library/system.random%28v=vs.110%29.aspx
The current implementation of the Random class is based on Donald E. Knuth's subtractive random number generator algorithm. For more information, see D. E. Knuth. The Art of Computer Programming, Volume 2: Seminumerical Algorithms. Addison-Wesley, Reading, MA, third edition, 1997.

あまりにひどいので報告しようと思ったんですが、Direct2Dの付録ページのミスを見つけたときと同じく、相変わらず[コミュニティの追加]というのが機能してなくてエラーになるのであきらめました。まずこの機能がエラーになることを報告するべきですね。誰も使ってないんだろうか……

2015-04-19追記:
2014-09-14に、MSDNに対して誤記を報告しましたが、日本語ドキュメントはその後も修正されていません。Microsoft Japanは怠慢すぎです。基本的にMSDNの日本語ドキュメントは信用しないほうがいいです。