ついにDirectX 12来ました。このときをどれだけ待ち望んだことか。マイナビとかの速報ははっきりいって役に立たないゴミ記事ですが、doope!はわりとまとまってます。
個人的にはOptiXやOpenRLのようなレイトレーシング関連の機能が標準化されると予想してたんですが、それはさすがになさそうです。代わりにA-Buffer関連機能がついに追加されそう（シェーダーステージ新設？）。
SDK（正式版ではなくベータ？）は年末リリースとのことなので、それまでには新機能の詳細が明らかになるでしょう。
DirectX 12はティザーサイトのロゴ通りXbox Oneでも使えるようになるらしく、DirectX 11.2完全対応であれば12にも（ドライバーレベルで）完全対応できるってことなんでしょうか。リリース済みゲームコンソールのAPIがメジャーアップデートされるとしたら史上初の出来事だと思います。なお、Fermi、Kepler世代GPUへの対応はおそらくフル対応ではなく、マルチスレッドレンダリングの性能向上とかドライバーレベルで対応できるものに限るような気がします（DirectX 11.1, 11.2と同じ）。あと今回はもしかするとWin7へのバックポートもあるかもしれません（ただし11.1のように制限付き？）。
……そういえばPS4はどうなるんでしょう？ PS4に用意されているのはあくまでDirectX 11互換のラッパーだから、フルチューンするにはMantleを使うしかなさげ？ あとOpenGL 5は？ 今後もしばらく目が離せません。
